PR

マネーフォワード確定申告ガイド|導入編:契約と初期設定の手順

マネフォ確定申告ガイド導入(アイキャッチ画像) 退職・開業準備ガイド
この記事は約8分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
この記事を書いた人
Nao@フリーランス薬剤師

Nao@フリーランス薬剤師|調剤薬局と業務委託契約中
病院・薬局での経験を活かし、自由な働き方やお金の知識をブログで発信しています。
薬剤師免許・認定薬剤師・簿記3級・FP3級保有

Nao@フリーランス薬剤師をフォローする

フリーランス薬剤師として独立したばかりで、確定申告や帳簿づけに不安を感じていませんか?
「帳簿ってどうやってつけるの?」「青色申告って難しそう…」「税理士に頼むには費用が心配」——そんな悩みは、多くのフリーランスが最初に直面する壁です。

ですが、なんとなくで始めてしまうと、いざという時に「金額が合わない」「経費のつけ忘れに気づいた」など、ミスや混乱につながりがちです。
筆者は独立と同時に会計ソフトを導入しましたが、実際に使い始めてみて「これは導入しておいて正解だった」と感じています。

この記事では、薬剤師として業務委託で独立した筆者の実体験をもとに、
会計ソフト導入の必要性と、マネーフォワードクラウド確定申告の導入手順をわかりやすく解説します。

こんな方におすすめです:

  • はじめての確定申告に備えて、何から準備すればいいか知りたい方
  • 青色申告に向けて帳簿を整えたいが、自力でできるか不安な方
  • コストを抑えつつ、効率よく帳簿を管理したい方

この記事を読めば、マネーフォワード クラウド確定申告の導入から初期設定までの流れが明確になり、確定申告に向けて安心して、効率よく第一歩を踏み出せるようになります。

なぜ帳簿づけに会計ソフトが必要なのか?

マネフォ確定申告ガイド導入(H2イラスト①)

フリーランス薬剤師をはじめとした個人事業主にとっても、確定申告は年に一度のイベントですが、その準備として日々の帳簿づけが欠かせません。

紙やExcelでの記帳は、以下のような問題が起こりがちです:

  • 勘定科目の選び方がわからず手が止まる
  • 計算ミスや転記ミスが発生しやすい
  • 年末にまとめて処理しようとして内容を忘れている

こうしたトラブルを防ぐために、クラウド会計ソフトの活用が効果的です。

クラウド会計ソフトを使えば、日々の取引をルールに沿って記録しておくだけで、年間の収支が自動的に整理され、確定申告書類の作成までスムーズに進められます。

なかでもマネーフォワード クラウド確定申告は、銀行口座やクレジットカードの取引明細を自動で取り込み、設定したルールに従って自動仕訳が可能です。

手入力や転記作業に追われるのではなく、「作業時間を削減できる」「仕訳に悩む時間が減る」といったメリットがあります。

では、数ある会計ソフトの中でも、なぜマネーフォワードが選ばれているのでしょうか?

次に、その特徴とメリットを詳しく見ていきましょう。

マネーフォワード クラウド確定申告とは?

マネフォ確定申告ガイド導入(H2イラスト②)

「マネーフォワード クラウド確定申告」は、個人事業主向けに設計されたクラウド型の会計ソフトです。
パソコン・スマートフォンのどちらからでも操作でき、青色申告・白色申告の両方に対応しています。

このソフトを使えば、帳簿づけから青色申告決算書の作成、確定申告書の作成、e-Taxでの提出までをオンラインで完結できます。

主な機能としては以下のとおりです:

  • 銀行口座やクレジットカードとの連携による取引明細の自動取得
  • 自動仕訳ルールやAIによる勘定科目の提案機能
  • 青色申告決算書や確定申告書の自動作成機能
  • e-Taxと連携したオンライン申告機能

これらの機能により、帳簿づけや確定申告作業を効率化し、入力ミスや人的エラーの防止にもつながります

自分で記帳から申告までを完結させたいフリーランスにとって、頼もしい存在です。

フリーランス薬剤師に合ったプラン選び(料金比較)

マネフォ確定申告ガイド導入(H2イラスト③)

マネーフォワード クラウド確定申告には、利用者のニーズに応じた複数のプランが用意されています。
ここでは、2025年時点の料金と主な機能を比較しながら、フリーランス薬剤師にとっての選び方を解説します。

以下の表は、主な3プランの料金と特徴をまとめたものです(2025年時点)。

プラン名年額(税込)主な特徴
パーソナルミニ10,800円確定申告・自動仕訳・e-Tax対応。請求書は発行可。自動請求・消費税には非対応。副業や開業初期向け。
パーソナル15,360円ミニの機能に加えて、請求書自動作成、消費税申告、レシート読取も可能。標準的な個人事業主向け。
パーソナルプラス35,760円パーソナルの機能+電話サポート付き。操作に不安がある方やサポートを重視する方向け。

※「パーソナルプラス」プランは電話サポート付きで、サポートを重視する方には安心ですが、料金が高めのため慎重に検討しましょう。

筆者は現在「パーソナル」プランを利用しています。
請求書の自動作成や豊富な帳簿機能が揃っており、ある程度の取引があるフリーランスにとってはバランスの取れた選択肢です。

こんな方は「パーソナルミニ」でも十分対応できます:

  1. 請求書の発行は月1〜2件程度
  2. 消費税は非課税(課税売上が1,000万円未満)
  3. 経費や取引件数がそこまで多くない

上記に当てはまる場合、フリーランス薬剤師にとっても「パーソナルミニ」で十分対応できるケースが多いでしょう。

どのプランが自分に合うか迷ったら、まずは無料トライアルで操作感を試してみましょう。

👉 マネーフォワード クラウド確定申告(公式サイト)

ご自身に合ったプランが見つかったら、さっそく契約と初期設定に進みましょう。
次のセクションでは、その具体的な手順を解説します。

契約と初期設定の手順

マネフォ確定申告ガイド導入(H2イラスト④)

ここでは、マネーフォワードクラウド確定申告の契約と初期設定の手順を、画像付きで順番に解説します。

この作業を終えることで、記帳や帳簿作成にスムーズに取り組むための準備が整います。

ステップ1|無料アカウント(マネーフォワードID)を作成する

マネーフォワードの公式サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して無料アカウントを作成します。

事業用として管理しやすくするため、プライベートとは別のメールアドレスで登録するのが基本です。
Gmailを使う場合でも、エイリアス(例:xxxx+biz@gmail.com)などを活用し、明確に区別しておくと便利です。

※すでにマネーフォワードIDを持っている場合は、プライベート用でないかを確認し、必要に応じて事業専用のIDを新規作成するのがおすすめです。

なお、マネーフォワードIDの作成に不安がある方は、以下の解説記事(画像付き)を参考にしてください。

👉 【画像付き解説】マネーフォワードIDの取得手順(当サイト 開業届ガイド記事より)(※別タブで開きます)

ステップ2|クラウド確定申告のプランを選び、契約する

「マネーフォワード クラウド確定申告」の公式ページから、希望するプランを選んで契約します。

どのプランを選べばいいか迷った場合は、無料トライアルで試してみましょう。

※画像はPC版の画面です。スマートフォンでは表示が一部異なる場合があります。

マネフォ確定申告ガイド導入(契約画面①)
マネフォ確定申告ガイド導入(契約画面②)
マネフォ確定申告ガイド導入(契約画面③)
マネフォ確定申告ガイド導入(契約画面④)

この画面では有料プランの選択が可能です。無料トライアルを試す場合は下にスクロールして下さい。

マネフォ確定申告ガイド導入(契約画面⑤)

まずは無料で使ってみたい方は下のボタンから”無料トライアル”を選びましょう。契約はあとでもOKです

マネフォ確定申告ガイド導入(契約画面⑥)

※ この画面は有料プランの場合の登録完了画面です。

ステップ3|初期設定(事業者登録)を行う

画面左部の「各種設定」→「事業者」から、事業者名・住所・事業内容などを入力します。

また、青色申告/白色申告の区分や、所得控除額、課税方式(簡易/原則)などもあわせて設定します。

開業初年度で課税売上がない場合は、「課税方式:免税事業者」を選ぶケースが多く、青色申告+電子申告で最大65万円の控除を受けることができます。

マネフォ確定申告ガイド導入(初期設定①)

左メニューの「各種設定」から「事業者」を選択することで、事業者情報の編集画面に進めます。

マネフォ確定申告ガイド導入(初期設定②)

※フリーランス薬剤師を含む医療系フリーランスは業種区分は医療/福祉にチェックで良いかと
業種名はフリーランス薬剤師ではなく薬剤師で良いです。

マネフォ確定申告ガイド導入(初期設定③)

ここまで、マネーフォワードクラウド確定申告の契約と、利用を始めるための初期設定を一通り確認してきました。

設定を終えたら、いよいよ記帳や帳簿づけの実践です。
とくに初年度は「開業費」や「家事按分」などの処理が必要になるケースもあり、事前に理解しておくと安心です。

次に進む前に、今回の内容をまとめて確認しておきましょう。

まとめ|マネーフォワードクラウドで申告の不安を解消しよう

マネフォ確定申告ガイド導入(H2イラスト⑤)

マネーフォワードクラウド確定申告は、フリーランス薬剤師が自分で記帳から申告まで行うのに適したバランスの取れたサービスです。
まずは使ってみることで、「確定申告の全体像」や「自分に必要な機能」が見えてきます。

こんな方におすすめです:

  • はじめての確定申告に備えて、何から準備すればいいか知りたい方
  • 青色申告に向けて帳簿を整えたいが、自力でできるか不安な方
  • コストを抑えつつ、効率よく帳簿を管理したい方

税務のことがわからなくても大丈夫。画面に沿って進めるだけで、自然と理解が深まります。
はじめの一歩として、この記事を参考に契約・初期設定までを進めてみてください。

次に進めるアクションはこちら:

まずは、筆者も実際に使っているおすすめの会計ソフトを無料で試してみましょう。
(※以下はアフィリエイトリンクです)

👉 自動化でカンタンに書類作成 マネーフォワード クラウド確定申告

ーーー

まだ、事業用口座とクレジットカードを用意していない方はこちらも参考にして下さい。

👉 事業用口座の始め方(当サイト記事|楽天銀行個人ビジネス口座の開設手順と注意点)
👉 [事業用クレジットカードの始め方(当サイト記事|楽天カードとMFビジネスカードの活用例を紹介)](準備中)

次に、契約と初期設定が完了したら、記帳作業のスタートです。
「口座の連携」「仕訳の入力」「開業費や家事按分の処理」など、実際の画面つきで詳しく解説しています。

👉 実務編:仕訳・帳簿作成の基本操作(当サイト記事|すでにカード・口座がある方向け)

開業準備には、他にも押さえておきたいポイントがあります。全体像はこちらの記事でまとめています。

👉 フリーランス薬剤師の開業準備まとめ(当サイト記事|独立前に必要な実務と手続きをまとめて確認)