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マネーフォワード確定申告ガイド|導入編:契約と初期設定の手順

マネフォ確定申告ガイド導入のアイキャッチ画像 退職・開業準備ガイド
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この記事を書いた人
Nao@フリーランス薬剤師

Nao@フリーランス薬剤師|調剤薬局と業務委託契約中
病院・薬局での経験を活かし、自由な働き方やお金の知識をブログで発信しています。
薬剤師免許・認定薬剤師・簿記3級・FP3級保有

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フリーランスとして独立したばかりで、確定申告や帳簿づけに不安を感じていませんか?
「帳簿ってどうやってつけるの?」「青色申告って難しそう…」「税理士に頼むには費用が心配」——そうした悩みは、誰もが最初にぶつかる壁です。

でも、だからといって紙やExcelで手探りのまま始めてしまうと、途中で混乱したり、申告期限ギリギリで焦る原因にもなりかねません。
実はその不安、会計ソフトを導入するだけで大きく軽減できます。

この記事では、フリーランス薬剤師として独立する筆者の実体験をもとに、
会計ソフトの必要性と、マネーフォワードクラウド確定申告の導入手順をわかりやすく解説します。

こんな方におすすめ:

  • はじめての確定申告に備えて、何から準備すればいいか知りたい
  • 青色申告のために帳簿を整えたいが、自力でやるのが不安
  • コストを抑えつつ、効率よく帳簿を管理したい

この記事を読めば、マネーフォワードクラウド確定申告の導入から初期設定までの流れがわかり、
確定申告に向けた最初の一歩を安心して踏み出せるようになります。

はじめての確定申告に不安を感じているあなたへ

マネフォ確定申告ガイド導入①

フリーランスとして独立したばかりで、会計や確定申告に不安を感じていませんか?
「仕事はスタートしたけれど、帳簿のつけ方が分からない…」
「請求書はなんとか作れたけど、経費や記帳のルールが不安…」
「青色申告って難しそう…」「税理士に頼むのは費用が心配…」
——そんな悩みは誰にでもあります。

本記事では、マネーフォワードクラウド確定申告を活用して、会計知識に自信がない方でも安心して帳簿づけ・確定申告に取り組めるよう、導入から初期設定までを解説します。

なぜ会計ソフトが必要なのか?

マネフォ確定申告ガイド導入②

確定申告は、年に1回だけの作業とはいえ、事前の帳簿づけがすべての土台になります。
その帳簿づけを紙やExcelで始めてしまうと、時間がかかるだけでなく、以下のような問題に直面しがちです。

  • 勘定科目の選び方がわからず手が止まる
  • 計算ミスや転記ミスが発生しやすい
  • 年末になってからまとめて処理すると、内容を忘れていて振り返りが大変

こうしたトラブルを防ぐために役立つのが、クラウド会計ソフトです。

クラウド会計ソフトを使えば、日々の取引をルールに沿って記録しておくだけで、
年間の収支が自動的に整理され、確定申告書類の作成までスムーズに進められます。

特にマネーフォワードクラウド確定申告は、
銀行口座やクレジットカードの取引明細を自動で取り込み、あらかじめ設定したルールに従って自動仕訳も可能です。
「帳簿づけ=入力作業」ではなく、「確認・整理中心の業務」に変わることで、時間と労力が大幅に軽減されます。

マネーフォワードクラウド確定申告とは?

マネフォ確定申告ガイド導入③

「マネーフォワードクラウド確定申告」は、個人事業主向けに設計されたクラウド型の会計ソフトです。
パソコンでもスマートフォンでも操作でき、青色申告・白色申告のどちらにも対応しています。

最大の特徴は、記帳から確定申告書類の作成・提出までを一気通貫で行える点です。

主な機能としては以下のようなものがあります。

  • 銀行口座・クレジットカードとの連携による取引明細の自動取得
  • 自動仕訳ルールやAIによる勘定科目提案機能
  • 青色申告決算書や確定申告書の自動作成
  • e-Taxとの連携によるオンライン申告

これらの機能を使うことで、日々の帳簿づけや確定申告の作業が効率化され、
ミスや手間を大幅に減らすことができます。

自分で記帳から申告まで完結させたいフリーランスにとっては、実用性とコストのバランスが非常に優れたツールです。

フリーランス薬剤師に合ったプラン選び(料金比較)

マネーフォワードクラウド確定申告には、利用者のニーズに応じた複数のプランが用意されています。
ここでは、2025年時点の料金と主な機能を比較しながら、フリーランス薬剤師にとっての選び方を解説します。

プラン名年額(税込)主な特徴
パーソナルミニ10,800円確定申告・自動仕訳・e-Tax対応。請求書は発行可。自動請求・消費税には非対応。副業や開業初期向け
パーソナル15,360円ミニの機能に加えて、請求書自動作成、消費税申告、レシート読取も可能。標準的な個人事業主向け
パーソナルプラス35,760円パーソナルの機能+電話サポート付き。操作に不安がある方やサポートを重視する方向け

筆者は現在「パーソナル」プランを利用しています。
請求書の自動作成や豊富な帳簿機能が揃っており、ある程度の取引があるフリーランスにとってはバランスの取れた選択肢です。

ただし、フリーランス薬剤師の場合、請求書の発行頻度が少なく、消費税も非課税となるケースが多く
最低限の記帳機能が揃った「パーソナルミニ」でも十分に対応できるケースもあります。

まずは無料トライアルで実際の使い勝手を確認し、事業規模や必要な機能に応じてプランを選ぶのがおすすめです。

※「パーソナルプラス」プランは電話サポート付きで、サポートを重視する方には安心ですが、料金が高めのため慎重に検討しましょう。

契約と初期設定の手順

マネフォ確定申告ガイド導入⑤

まずはマネーフォワードクラウド確定申告の契約と、初期設定を済ませましょう。
ここまで完了すれば、日々の記帳や帳簿作成の準備が整います。

画像で大まかな流れを確認したあと、各ステップの注意点を見ていきましょう。

契約

マネフォクラウド契約の説明画面①
マネフォクラウド契約の説明画面②
マネフォクラウド契約の説明画面③
マネフォクラウド契約の説明画面④
マネフォクラウド契約の説明画面⑤
マネフォクラウド契約の説明画面⑥

初期設定

マネーフォワードクラウド確定申告の初期設定①
マネーフォワードクラウド確定申告の初期設定②
マネーフォワードクラウド確定申告の初期設定③

ステップ1|マネーフォワードに無料登録する

マネーフォワードの公式サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して無料アカウントを作成します。

事業用として管理しやすくするため、プライベートとは別のメールアドレスで登録するのが基本です。
Gmailを使う場合でも、エイリアス(例:xxxx+biz@gmail.com)などを活用し、明確に区別しておくと便利です。

※すでにマネーフォワードIDを持っている場合は、プライベート用でないかを確認し、必要に応じて事業専用のIDを新規作成するのがおすすめです。

マネーフォワードIDの取得方法については、以下の記事の「書類作成と注意点の解説(画像付き)」セクションで画像付きで解説しています。
👉 マネーフォワード活用ガイド|開業届と青色申告承認を一括作成する手順

ステップ2|確定申告ソフトの契約を行う

  • 「マネーフォワード クラウド確定申告」のページから、希望するプランを選択して契約します。
  • どのプランを選べばいいか迷ったら、まずは無料トライアルで試してみましょう。

ステップ3|初期設定で事業者情報を入力

  • 「各種設定」→「事業者」から、事業者名・住所・事業内容などを登録します。
  • 初年度は「課税方式:免税事業者」を選ぶケースが多くなります(課税事業者は消費税を扱う業種向け)。

ステップ4|申告区分と控除の設定

  • 青色申告/白色申告、所得控除額、課税方式(簡易/原則)など、自分の状況にあわせて選択します。
  • 青色申告を選び、要件を満たせば最大65万円の控除が受けられます。とくに電子申告に対応することで、この満額控除が適用されます。

初期設定が終われば、帳簿づけに向けた準備はひとまず完了です。 ただし、ここから先の記帳や仕訳では、思わぬところでつまずきやすいポイントも出てきます。

次のセクションでは、実際の運用で戸惑いやすいポイントと、乗り越えるためのヒントを紹介します。

よくあるつまずきポイント|記帳・仕訳の不安に備えて

マネフォ確定申告ガイド導入⑥

マネーフォワードクラウド確定申告は直感的に使いやすい設計ですが、はじめての記帳では不安を感じる方も少なくありません。

とくに以下のようなポイントで、つまずきやすい傾向があります:

  • 勘定科目の選び方が分からない
  • 銀行やクレジットカードとの連携方法に戸惑う
  • 家事按分や開業費など、特殊な処理に悩む
  • 現金払いの処理や立替経費の扱いに迷う

💡 筆者の体験から:こんな工夫が役立ちました

  • サポートや動画を活用: チャットサポートやYouTubeの解説動画が役立ちました。困ったときは一人で抱え込まず、公式リソースを活用しましょう。
  • 勘定科目の自動提案が便利: 内容に応じて候補を提示してくれるため、はじめての記帳でもスムーズに進められます。
  • 銀行・クレカ連携で手入力が激減: 自動取り込みにより記帳ミスも減り、作業が大幅に効率化されました。
  • 現金払いは「事業主借」で処理: 現金はプライベート資金で立て替え、「事業主借」として記帳することで、帳簿の整合性がとりやすくなりました。

こうした実務上の操作方法については、次の記事でより詳しく解説する予定です。

👉 マネーフォワード確定申告ガイド|実務編:仕訳・帳簿作成の基本操作(準備中)

まとめ|マネーフォワードクラウドで申告の不安を解消しよう

マネフォ確定申告ガイド導入⑦

確定申告の準備に戸惑うのは当然のこと。

でも、マネーフォワードクラウド確定申告を使えば、記帳からe-Taxまで一通りの流れがわかりやすく整理されており、初心者でも取り組みやすい設計です。

以下のような方に特におすすめです:

  • はじめて青色申告をする方
  • 自動化で入力の手間を省きたい方
  • 税理士に依頼せずコストを抑えたい方

👉 無料で始められるマネーフォワードクラウドを、まずは体験してみましょう!

📚 次の記事はこちら|仕訳・帳簿作成の実務ガイド

契約と初期設定を終えたら、いよいよ取引の記帳フェーズへ。

具体的な仕訳入力や銀行連携、減価償却などの処理については、次回の記事で詳しく解説します。

👉 マネーフォワード確定申告ガイド|実務編:仕訳・帳簿作成の基本操作(準備中)

この記事で扱った内容以外にも、開業準備には押さえておきたいポイントがあります。

👉 開業準備について詳しく知りたい方は、フリーランス薬剤師の開業準備まとめ をご覧ください。