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フリーランス薬剤師を目指した理由|お金の学びがくれた“考える力”

フリーランス薬剤師を目指した理由(アイキャッチ画像) 退職・開業準備ガイド
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この記事を書いた人
Nao@フリーランス薬剤師

Nao@フリーランス薬剤師|調剤薬局と業務委託契約中
病院・薬局での経験を活かし、自由な働き方やお金の知識をブログで発信しています。
薬剤師免許・認定薬剤師・簿記3級・FP3級保有

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働き方にモヤモヤを抱えながらも、
「薬剤師だから仕方ない」「この働き方が普通なんだ」──
そんなふうに思い込んでしまうことはありませんか。
私自身も、同じような葛藤を抱えながら日々を過ごしていました。

職場での違和感や将来への不安があっても、忙しさに流されて「変えたいのに変えられない」状態が続く。
その中で、“本当にこの働き方で良いのか?”という問いは、少しずつ無視できないほど大きくなっていきました。

そんな時、お金の勉強を始めたことで私は大きな転機を迎えます。
節約・投資・リスク管理といった知識が身につくにつれ、経済的に安定しただけでなく、
「自分の頭で考える力」 が育ち始めたのです。
その視点の変化が、最終的に私をフリーランスという働き方へと後押ししました。

この記事では、
サラリーマン薬剤師として抱えていたモヤモヤから、お金の学びを経てフリーランス薬剤師を目指すに至ったプロセスまでを、体験ベースでわかりやすく整理しています。

読み終える頃には、

  • 自分の働き方を見つめ直すヒントが得られる
  • 変化への小さな一歩の踏み出し方が見えてくる

そんな内容になっています。

フリーランスを勧める記事ではありません。
ただ、働き方に迷っている薬剤師の方に、「こんな選択肢もある」と感じていただければ幸いです。

なぜ働き方にモヤモヤしていたのか

フリーランス薬剤師を目指した理由(H2イラスト①)

当時の私は、「薬剤師として働くなら雇われるのが普通」という思い込みの中で、会社員として働くことに特別な疑問を持っていませんでした。
働き方は選ぶものではなく、与えられた枠組みの中で頑張るもの──そう信じたまま、目の前の業務をこなしていたのです。

しかし、少しずつ「何か違う」と感じる瞬間が増えていきました。
上司との価値観のズレ、非効率な会議、方針への不可解なこだわり…。
仕事の内容ではなく、“やり方”に多くの無駄を感じるようになり、胸の奥に小さな違和感が積もり始めました。

特に負担が大きかったのは、休みの日の呼び出しです。
会議や調整のために休日が奪われ、「自分の時間」がじわじわと減っていく感覚。
単発ならまだしも、それが繰り返されると、確実に心のストレスとして積み重なっていきました。

もちろん、薬剤師の仕事自体が嫌いだったわけではありません。
ただ、「このままの働き方を続けて本当にいいのだろうか」という問いが、気づけば日常の大きな部分を占めるようになっていったのです。

その“モヤモヤ”こそが、私にとって働き方を見直す最初のきっかけでした。

保険契約がきっかけで始まった“お金の学び”

フリーランス薬剤師を目指した理由(H2イラスト②)

働き方へのモヤモヤを抱えつつも、何をどう変えるべきか分からないまま過ごしていた頃、思わぬ出来事が自分の考え方を大きく揺さぶるきっかけになりました。
それが、保険の営業トークに押されて契約してしまったことです。

当時の私は、営業の説明をそのまま受け取り、「みんな入っているから」「念のため必要らしい」という程度の理由で契約を決めていました。
しかし、加入後にふと「これは本当に自分に必要だったのだろうか?」という疑問がわき、そこで初めて“自分でお金について調べる”という行動を取ったのです。

そこからは、YouTubeや書籍を通じて、お金の基礎知識を少しずつ学び始めました。
保険の仕組み、節約の考え方、投資の基本、リスク管理──どれも学校でも職場でも触れる機会がなかったもので、学べば学ぶほど視界が開けていく感覚がありました。

知識がついてくると、加入した保険が今の自分には不要だと判断できるようになり、解約へ踏み切りました。
節約と投資も習慣化していく中で、家計にゆとりが生まれ、将来への漠然とした不安も少しずつ小さくなっていきました。

ただ、当時の私は「稼ぐこと」だけは、どこかで距離を置いていました。
収入に対して支出が少なく、節約と投資だけでも生活が安定していたため、深く向き合う必要性を感じていなかったのだと思います。

それでも、お金の勉強を続けるなかで、

「収入そのものより、“働き方の仕組み”を変えないと、本当の意味で自由には近づけないのかもしれない」

という感覚が、ぼんやりと心の片隅に残るようになりました。
その小さな気づきが、後に働き方を見直す大きなきっかけへとつながっていくのです。

資産が増えても消えなかった“物足りなさ”

フリーランス薬剤師を目指した理由(H2イラスト① ③)

そんな小さな気づきを抱えながらも、当時の私はまだ大きく動き出すところまでは至っていませんでした。
まずは目の前の生活を整えることに意識が向いていたのだと思います。

節約や投資にくわえて、ミニマリズムや健康管理といった“暮らしそのものを整える習慣”も身につき、生活は以前よりずっと安定していました。
お金だけでなく、日々の負担やムダが減り、心の余裕も少しずつ増えていった時期です。

しかし、やるべきことをひと通りやり切ったあとには、

「この先、新しく取り組むことがもうあまり残っていないのでは?」

という小さなマンネリ感が生まれ始めました。

資産は順調に増え、将来への不安もかなり小さくなっている。
それにもかかわらず、心のどこかではどうしても満たされない感覚が残りました。

「このまま同じ働き方を続けて、定年まで過ごして本当にいいのだろうか?」

そんな問いが、ふとした瞬間に頭をよぎるようになったのです。

節約や投資だけでは超えられない壁がある。
けれど、“稼ぐこと” や “働き方そのもの” に向き合うのは、当時の自分にとってどこかハードルが高く、つい後回しにしてきたテーマでもありました。

それでも、暮らしが整い心に余裕が生まれるにつれて、

「そろそろ本気で向き合わなければいけないのかもしれない」

という思いが、静かに、しかし確実に存在感を増していったのです。

フリーランス薬剤師という選択肢との出会い

フリーランス薬剤師を目指した理由(H2イラスト④)

停滞感を抱えつつも、当時の私は管理薬剤師として店舗を任されていたため、転職で働き方を変えるのは現実的ではない──そう思いこんでいました。
振り返れば、これも“やらない理由”として自分を納得させていた部分があったのだと思います。

そんな中、会社から業績不振を理由に賞与の削減を言い渡された出来事がありました。
もちろん、すぐに会社が傾くような状況ではありませんでしたが、この出来事は、

「自分の収入も働き方も、会社の判断ひとつで左右される」

という事実を強烈に意識させるものでした。

そこから、

「このまま、一方的に“言われる側”でい続けていいのだろうか?」

という思いがより明確になり、まずは自分にできることとして副業に挑戦することを決めました。
ブログを始めたのも、ちょうどこの頃です。

情報発信を続けるうちに、働き方についての知識や視点が自然と広がっていきました。
その中で、薬剤師ではないものの 雇用から業務委託へ切り替えて働く人の事例 を目にし、「こういう働き方もあるのか」と視野が一気に広がったのを覚えています。

「薬剤師でも、もしかしたらできるのでは?」

そう思って検索したときに出会ったのが、“フリーランス薬剤師” という言葉でした。
その瞬間、それまで点で存在していた情報が線でつながり、働き方の可能性が一気に広がったように感じました。

さらに、お金の学びを続けていたことで、独立に必要な基礎知識もある程度そろっていました。
リスクと準備のイメージも持てていたため、

「これなら自分でも現実的にやれそうだ」

と感じられたのも大きな追い風でした。

そして正直なところ──“フリーランス薬剤師”という語感、ちょっとカッコいいと思いませんか。
私は素直にこの響きにも惹かれました。

こうして新しい選択肢にワクワクしながら、具体的な準備を進めつつ、その過程をブログにもまとめていくことにしたのです。

まとめ|お金の学びがくれた“自分で選ぶ自由”

フリーランス薬剤師を目指した理由(H2イラスト⑤)

働き方にモヤモヤを抱えながらも、どこかで見て見ぬふりをしていた時期。
そんな自分を一歩前へ進めてくれたのは、お金の勉強を通じて身についた“自分で考える習慣”でした。

保険や投資といった知識そのものよりも、

「どんな働き方なら、自分は納得して生きられるのか」

という問いに向き合えるようになったこと。
それが、私にとって大きな転機になりました。

生活を整え、資産が増え、停滞感に気づき、副業を通じて情報に触れる──。
その積み重ねの先で出会ったのが、フリーランス薬剤師という選択肢です。

もちろん、独立には不安もあります。
収入は保証されず、すべてを自分で管理する大変さもあります。
それでも私は、

「自分で選び、自分で決めて働ける」

そのこと自体に大きな楽しさと自由を感じています。

当時の自分に伝えたいのは、

「もっと早く動いてもよかった。案外なんとかなるから」

ということです。

薬剤師という職業は、職場を選ばなければ雇用に戻る道が閉ざされることはほとんどありません。
だからこそ、今の働き方にモヤモヤしている人にとって、フリーランスという選択肢は

“リスクのある賭け”ではなく、“もう一つの現実的な道”

として考えてみてもよいのではないか──そう思っています。

もし今、あなたの中にも小さな違和感があるのなら、その感覚こそが働き方を見直すヒントになるかもしれません。

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👉 フリーランス薬剤師の独立前の貯金はどれくらい?|撤退ラインの考え方
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独立を考えるうえで大切な「働き方の方向性」「お金の備え」「退職後の手続き」「開業準備」まで、フリーランスを目指す前に知っておきたいポイントを一つの流れで整理した“独立前の全体像ガイド”です。